お中元・お歳暮の送り状とお礼状 全手順|贈る側・受け取る側を1ページで
- こんな人向け
- お中元・お歳暮を贈る予定の人、または受け取ってお礼状を書く必要がある人
- 所要時間の目安
- 約40〜60分(贈り先の整理と文面作成を含む)
- 使う道具
- 各ステップで紹介する無料ツール(すべて登録不要)
お中元・お歳暮は、贈るときの送り状と、いただいたときのお礼状の両方で、文面づくりに迷いやすい場面です。「品物だけ送って送り状は要らないのか」「お礼状はいつまでに出すのか」「お中元とお歳暮で文面は違うのか」と、毎年似た疑問が出てきます。この記事は、贈る側・受け取る側の両方を5つのステップで案内します。各ステップで使う無料ツールはすべて登録不要です。お中元・お歳暮の時期や慣習は地域差があるため、本記事は一般的な目安として参考にしてください。
この記事の全体像
STEP1. 贈る側か受け取る側かを整理し、相手を仕分けする
まず、自分が「贈る側」なのか「いただいてお礼状を書く側」なのかを整理します。両方該当する場合は、贈る相手と、お礼状を書く相手を別々にリスト化します。贈る相手については、お中元・お歳暮のどちらの時期にあたるかも確認します。
お中元は夏(一般に7月初旬〜中旬ごろ)、お歳暮は年末(一般に12月初旬〜20日ごろ)に贈るとされますが、地域によって時期は異なります。相手の住む地域の慣習が分かる場合は、それに合わせます。
次のステップへ進む判断基準
- 「贈る相手」と「お礼状を書く相手」を分けて書き出せたか
- 贈る相手について、お中元・お歳暮のどちらにあたるか確認したか
STEP2. 贈る場合は、のし(熨斗)の選び方を確認する
品物を贈るときは、のし(熨斗)の表書きと水引を、用途に合わせて選びます。お中元・お歳暮はそれぞれ「御中元」「御歳暮」と表書きするのが一般的です。のしの選び方ガイドで、表書きと水引の組み合わせを確認します。
デパートや通販で贈る場合、のしは店側で付けてもらえることが多いですが、用途を正しく伝える必要があります。自分で用意する場合も、ガイドで作法を一度確認しておくと安心です。
このステップで使う無料ツール
次のステップへ進む判断基準
- 用途(お中元/お歳暮)に合った表書きを選べたか
- のしを店側に依頼する場合、用途を正しく伝えられるか
つまずきやすいポイント
お中元の時期を過ぎてしまった場合、表書きが「御中元」のままだと時期に合いません。時期を逃したときは「暑中御見舞」などに切り替える考え方があるため、贈る時期と表書きをそろえます。
STEP3. 贈る場合は、品物に先立って送り状を出す
丁寧な贈り方として、品物が届く前に送り状(挨拶状)を出す、または品物に添えるという方法があります。送り状には、日頃の感謝と、品物を贈る旨を簡潔に記します。最近は省略されることも増えていますが、目上の方や改まった相手には添えると丁寧です。
送り状は、時候の挨拶から書き始めるのが一般的です。時候の挨拶はSTEP5で整えるので、ここでは「感謝」「贈る旨」という本文の骨格を先に決めておきます。
次のステップへ進む判断基準
- 送り状に「感謝」と「品物を贈る旨」が入っているか
- 相手(目上か親しい間柄か)に合った丁寧さになっているか
STEP4. いただいた場合は、お中元・お歳暮それぞれのお礼状を作る
お中元・お歳暮をいただいたら、なるべく早めにお礼状を出します。一般には、品物が届いてから数日以内に出すのが望ましいとされています。お中元のお礼状とお歳暮のお礼状は、季節の言葉が変わるため、それぞれのツールを使い分けます。
お礼状には、品物が届いた報告、感謝の言葉、相手の健康や繁栄を気づかう一言を盛り込みます。ツールで土台を作ったら、いただいた品物に触れる一言を添えると、より気持ちが伝わります。
このステップで使う無料ツール
入力と出力の例
入力例:いただいた品物・贈ってくれた相手との関係を入力
出力イメージ:お中元またはお歳暮のお礼状の土台が出力されます。品物に触れる一言を足し、自分の言葉に整えて仕上げます。
つまずきやすいポイント
お礼状を「ありがとうございました」だけで済ませると、事務的に映ります。いただいた品物に具体的に触れる一言があると、形式的でない手紙になります。
STEP5. 時候の挨拶を整えて仕上げる
送り状もお礼状も、書き出しは時候の挨拶から始めるのが一般的です。時候の挨拶は月ごとにふさわしい言葉が変わるため、出す月に合った表現を月別早見表で確認します。お中元なら夏、お歳暮なら年末の言葉を選びます。
時候の挨拶を本文に組み込んだら、全体を読み返して、季節の言葉と本文の内容がちぐはぐになっていないかを確認します。これで送り状・お礼状が一通り仕上がります。
このステップで使う無料ツール
次のステップへ進む判断基準
- 出す月に合った時候の挨拶を選べたか
- 時候の挨拶と本文の季節感がそろっているか
実際に使ってみて — 正直なところ
このワークフローを実際に進めるうえでの所感・向き不向き・限界を、運営者の立場で正直に書いています。
お中元・お歳暮で迷いやすいのは文面そのものより、STEP1の「時期」だと感じます。お中元の時期を過ぎているのに「御中元」のまま贈ってしまう、といったずれは、地域差を確認しないまま進めると起きやすくなります。
お礼状はツールで土台がすぐ作れますが、いただいた品物に触れる一言だけは自分で足したほうがよいです。そこが抜けると、どの相手にも同じに見える手紙になってしまいます。
向いている人
- お中元・お歳暮を贈る予定があり、のしや送り状の作法を確認したい人
- お中元・お歳暮をいただき、お礼状をなるべく早く書きたい人
向いていない人・別の手段がよい人
- 結婚・出産などの内祝いを贈りたい人(内祝いは別のワークフローや専用ガイドが向きます)
- 贈り物そのもの(品物選び)を探している人(このワークフローは文面とマナーが対象です)
このやり方の限界・注意点
- お中元・お歳暮を贈る時期や、のしの表書きの考え方には地域差があります。本記事の目安は一般的な参考にとどめてください。
- ツールが生成する送り状・お礼状は体裁は整いますが、いただいた品物への一言は自分で添える前提です。
- お礼状を出す期限の考え方も諸説あります。「なるべく早めに」を基本としつつ、遅れた場合は一言お詫びを添える配慮があるとよいでしょう。
仕上げ・次にやること
お中元・お歳暮は、贈る側ならSTEP2〜3、いただいた側ならSTEP4を中心に進めれば、文面づくりで迷うことが減ります。どちらの場合も、STEP5の時候の挨拶を整えることで、季節感のある手紙に仕上がります。
お礼状はなるべく早めに出すのが基本です。定型の文面に、いただいた品物へのひとことを添えれば、事務的でない、気持ちの伝わる挨拶状になります。
さらに詳しく知るための関連ガイド
よくある質問
- Q. お中元・お歳暮のお礼状はいつまでに出せばよいですか?
- A. 一般には、品物が届いてから数日以内に出すのが望ましいとされています。遅れてしまった場合は、お礼が遅くなったお詫びを一言添えて出すとよいでしょう。期限の考え方には諸説あるため、「なるべく早めに」を基本に判断してください。
- Q. 品物だけ送って、送り状は省いてもよいですか?
- A. 最近は送り状を省くことも増えています。ただし、目上の方や改まった相手には、品物が届く前に送り状を出すか、品物に添えると丁寧です。STEP3の通り、感謝と贈る旨を簡潔に記します。
- Q. お中元とお歳暮で、お礼状の文面は違いますか?
- A. 基本の構成は似ていますが、季節の言葉(時候の挨拶)が変わります。お中元は夏、お歳暮は年末の表現を使います。STEP4でお中元用・お歳暮用それぞれのツールを使い分け、STEP5で出す月に合った時候の挨拶を選びます。
- Q. お中元の時期を過ぎてしまったらどうすればよいですか?
- A. お中元の時期を過ぎた場合は、表書きを「暑中御見舞」など、その時期に合った言葉に切り替える考え方があります。時期と表書きをそろえることが大切です。地域によって時期は異なるため、相手の地域の慣習も踏まえて判断してください。